チクマの長期優良住宅
長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅である「長期優良住宅」について、その建築及び維持保全に関する計画(「長期優良住宅建築等計画」といいます。)を認定する制度の創設を柱とする「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成20年12月に公布され、平成21年6月4日に施行されました。
この法律では、長期優良住宅の普及の促進のため、構造躯体等の劣化対策、耐震性、可変性、維持管理・更新の容易性、高齢者等対策、省エネルギー対策、一定以上の住宅規模、及び良好な景観の形成への配慮等を定めています。
それら認定基準に適合する住宅の建築計画及び維持保全計画を所管行政庁に申請し、当該計画の認定を受けた住宅については、認定長期優良住宅建築等計画に基づき、建築及び維持保全を行うこととなります。
また、長期優良住宅の認定基準に、新たに増改築に係る基準を設けたことに伴い、平成28年2月4日に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律施行規則」、平成28年2月8日に「長期使用構造等とするための措置及び維持保全の方法の基準」を改正し、公布しています。
良い家をつくることを長く大切に。
良い家とは、高性能で暮らしが豊かになり、住み継いでいける省エネで地球に優しい住宅のことです。しかし、高性能な住まいを建てるにはその分コストがかかります。そこで一定の性能を持つ住宅を「長期優良住宅」として認定し、住宅ローンにおける税制などの面で優遇される制度ができました。